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源流なび Sorafull

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

日本列島を目指した人たちがいた⑴ 埋もれていた海の民の先進文化が常識を変える

新宿駅の北側に新宿百人町遺跡があります。住所を遺跡名にしただけ、なのに不思議と味わいがありますね。 新宿の初期の住人は2.5万年前の旧石器人。持ち物を見ると北方からの移住者のようです。彼らは焼いた石の上でお肉を蒸し焼きにして食べるという手の込…

DNAが語るホモサピエンスの旅

3000年前から中国の国史に記された「倭人」への興味は尽きませんが、ここでいったん古代史から離れ、倭人を含むであろう縄文人の源流を遺伝子から探ってみたいと思います。そもそも日本列島に人が上陸したのはいつ頃、どんな経緯だったのでしょう。 DNAの遥…

古代海人族を結ぶ糸(5)安曇氏と冶金術、辰砂の魅力。そして龍伝説

安曇氏のその後はどうなったのでしょう。 現在長野県安曇野市の穂高神社では穂高見命、綿津見神、ニニギノ命を祀り、奥深い山の中で海人の祭り、御船祭を毎年行っています。 穂高見命といえば新撰姓氏録によると、綿積豊玉彦命の子であり安曇氏の祖となって…

古代海人族たちを結ぶ糸(4)誰が徐福たちを運んできたのか? 越人vs倭人

(2017年9月17日改稿) 紀元前770年~同403年 春秋時代 大陸の海人族、越人 中国では長江より南のベトナムに至る広大な地域に、百越(ひゃくえつ)と呼ばれる越人の諸民族集団(漢民族ではない)がいて、春秋時代には呉や越の国を構成しました。 三国志魏書倭…

古代海人族たちを結ぶ糸(3)五十猛から徐福へ

五十猛がイソラ、タケイタテだったのか? 古代史に登場する人物はたとえ同じ名前であっても、実際に一人の人物を指すわけではなく、例えば役職名のように代々同じ名前を受け継ぐ場合もあれば、神となって時空を超えて登場することもあります。(武内宿禰は何…

古代海人族たちを結ぶ糸(2)海部と出雲と宗像の切れない関係  

さて、宗像氏と海部氏の関係はどうなっているのでしょう。 海部氏の勘注系図によると火明命は、 ①大己貴(オオナムチ)と多岐津姫の娘、天道日女(別名高光日女)をめとって天香語山命(アマノカゴヤマ)が生まれる。 ②市杵嶋姫(イチキシマ)をめとって穂屋…

古代海人族たちを結ぶ糸(1)海部氏の系図 

筑紫舞に残された謎に導かれるように、ソラフルは「君が代」の背景を探ります。 筑紫の王、安曇磯良の行方を追ううちに、他の海人族たちの存在が浮かび上がってきました。 まずは神話に描かれた海神たちの登場シーンから。 海神の誕生 死者の国から逃げ帰っ…

そもそも「君が代」のキミって誰?(3)神々と安曇の君

この日の旅もそろそろ終わりに近づいています。 お昼前に博多駅でレンタカーを借りて糸島半島へ、そしてまた博多へと戻ってそこから志賀島を目指して海の中道へ。半日では少々キツいスケジュールとなりました。 夕暮れが迫っています。 海の中道は10kmほど続…

そもそも「君が代」のキミって誰?(2)糸島から博多湾岸・君が代の旅

このコスモスは前原市井原(イワラ)にある王墓跡に咲き乱れていました。 井原と書きますが、漢字は後からつけられたものですので音が大事です。地元の人はイハラやイバルではなくイワラと呼んでいます。 巨石信仰があったとすると、岩羅、磐羅、であっても…

そもそも「君が代」のキミって誰?(1)志賀海神社の山誉め祭

君が代の発祥の地とされる糸島半島から志賀島へ。地名や神名が盛り込まれた君が代の幽遠なる歴史を辿ります。